当院では、各種予防接種を随時受け付けております。
ご希望の方は、予めお電話ください(Tel:044-888-0077)。
予防接種は、細菌やウイルスなどの病原体からつくったワクチン(抗原物質)を接種することによって免疫をつけ、特定の病気になりにくくし、また、たとえその病気になったとしても軽く済むように行われます。ワクチンは、感染症の原因となる各種の細菌やウイルスの病原性を弱めたり、また、それらを無毒化したりしてつくられます。ワクチンを注入することによって、体内に抗体(病原体と結合し、それを体内から除去するように働くたんぱく分子)をつくらせ、当該感染症に罹りにくくし、また重症化を防ぎます。ほかに、感染症の流行を阻止する(集団免疫)という目的もあります。
当院では、予防接種として主に成人向けのインフルエンザ、肺炎球菌のワクチンおよび帯状疱疹ワクチン接種を行っております。
インフルエンザワクチン
摂取期間中は、随時受け付けております。毎年10月下旬頃からの予定です。
インフルエンザウイルスは毎年少しずつ性質を変え、異なるタイプが流行するので、それに対抗するために、予防接種も年ごとに行う必要があります。
インフルエンザワクチンは、接種してから効果が出るまでに約2週間かかり、その効果は約5ヶ月間持続します。日本では、インフルエンザが例年12月~翌3月頃に流行することを考えると、毎年12月中旬頃までに接種するのが望ましいです。
肺炎球菌ワクチン
肺炎は、細菌やウイルスなどが肺に入り込んで起こる肺の炎症です。肺炎の原因となる細菌やウイルスにはさまざまな種類のものがありますが、日常でかかる肺炎の原因菌で最も多いのは肺炎球菌という細菌です。成人用肺炎球菌ワクチンの接種により、肺炎球菌による感染症の予防や感染した場合の重症化を防ぐことができます。
肺炎球菌ワクチンの詳細は川崎市ホームページ(川崎市 : 高齢者を対象とした定期の肺炎球菌感染症予防接種)をご参照ください。
接種対象者
- 65歳以上の方
- 64歳以下でも下記の慢性疾患やリスクを有する人
慢性の呼吸器疾患(ぜん息、COPD、気管支拡張症など)、糖尿病、慢性心不全、慢性肝疾患のある方、養護老人ホームや長期療養施設などの居住者、長期免疫療法を受けている人(白血病、慢性腎不全など)
帯状疱疹ワクチン
帯状疱疹の予防には、ワクチン接種が有効です。水ぼうそうにかかったことがある人は、すでに水痘・帯状疱疹ウイルスに対する免疫を獲得していますが、年齢とともに弱まってしまうため、改めてワクチン接種を行い、免疫を強化することで帯状疱疹を予防します。
現在、当院では生ワクチン(乾燥弱毒性水痘ワクチン「ビケン」)、不活化ワクチン乾燥組換え帯状疱疹ワクチン「シングリックス筋注用」の2種類のワクチンが接種できます。
効果の持続性は、おおよそ生ワクチンは5年程度、不活化ワクチンは少なくとも10年間です。
帯状疱疹ワクチンの詳細は神奈川県ホームページ(帯状疱疹ワクチンについて - 神奈川県ホームページ (pref.kanagawa.jp))をご参照ください。
他の予防接種(麻疹ワクチン、風疹ワクチン、B型肝炎ワクチン等)についても別途ご相談ください。